シマンテックは4日、Google Playに登録されている、日本語によるワンクリック詐欺アプリについて、詳細な情報を公開した。これらは、アダルト動画に興味のあるユーザーを誘い込み、有料サービスに登録させようとする詐欺アプリとなっている。 こうしたアプリをシマンテックが最初に確認したのは、2012年の1月。以降、さまざまな開発元から何度もアプリがGoogle Playで公開されており、現在では、複数の開発元がおびただしい数のアプリを毎日公開しているという。これらのアプリは、最近2か月で5,000回以上もダウンロードされている模様。 アダルト動画に関連する日本語の単語を、Google Playで検索すると、こうしたアプリの1つが検索結果の上位に表示される。たいていの場合、アプリがユーザーに要求するのは、「ネットワーク通信」許可ぐらいで、何の許可も要求しない場合もある。基本的に、アプリには余計な機能は付いていないという。またアダルト動画アプリの他、出会い系サービスアプリを装っている場合もあるとのこと。 シマンテックでは、これらのアプリを、Android デバイスを標的としたトロイの木馬で、ユーザーにポルノサービスの代金を支払うように要求する「Android.Oneclickfraud」として検出するとしている。
日本政府「携帯電話会社のアプリストアを使え、Google Play は使うな」~情報を吸い出すセクシーな壁紙アプリ、オフィシャルサイトから 50 万回ダウンロードされる(The Register)2013.3.15 Fri 8:30
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