独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月21日、Askiaが提供するオンライン調査ソリューション「askiaweb」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「askiaweb」には、SQL インジェクションおよびクロスサイトスクリプティングの脆弱性(CVE-2013-0123、CVE-2013-0124)が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、askiawebのWebサーバ上で任意のSQLコマンドを実行されたり、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。現時点で対策方法は公開されておらず、JVNではアクセスを制限することで本脆弱性の影響を軽減できるとしている。