独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月14日、NECが提供する複数のモバイルルータにクロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。NEC が提供する複数のモバイルルータのWeb管理画面には、CSRFの脆弱性(CVE-2013-0717)が存在する。この脆弱性が悪用されると、ユーザが当該製品にログインした状態で悪意あるページを読み込んだ場合、設定の初期化や再起動をさせられる可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとにファームウェアをアップデートするよう呼びかけている。