株式会社Kaspersky Labs Japan(カスペルスキー)は3月8日、ロシアKasperskyが2月28日に公開したリリースの抄訳として、「Mobile Malware Evolution(モバイルマルウェアの進化)」レポートを紹介している。これによると、サイバー犯罪者は人気の高いAndroidプラットフォームに目をつけ、Android関連の脅威の数が急激に増加した。2012年1月時点で Kaspersky Labの定義データベースに登録されたAndroidマルウェアの固有の検体数は6,000個未満でしたが、2012年が終わる頃には43,000個以上に達した。2012年に発見された新たな脅威のうち、Androidベースのスマートフォンおよびタブレットを標的にしたものは99%を占め、SymbianやBlackBerryベースの端末やモバイルJavaを標的にしたものは1%にも満たない。もっとも拡散した Androidの脅威は、「プレミアムSMSを送信し不正課金を行うSMSトロイの木馬」「アドウェア」「ルート権限を奪取して端末や端末内のデータへの完全なアクセス権を取得するエクスプロイト」大きく3つのグループに分けることができる。さらに注目すべき点として、モバイルボットネットもAndroidマルウェアに新たに加わったことを挙げており、今やモバイル端末はデスクトップコンピュータのように、標的型攻撃やサイバースパイ活動の矢面に立たされているとしている。