NTTデータ先端技術は、Oracle Java SE JDK7およびJRE7のJMXクラスの脆弱性により任意のコードを実行される脆弱性に関する検証レポートを公開した。
脆弱性と脅威
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NTTデータ先端技術株式会社は2月28日、Oracle Java SE JDK7およびJRE7のJMXクラスの脆弱性により任意のコードを実行される脆弱性に関する検証レポートを公開した。本脆弱性(CVE-2013-0431)は、JMXクラスがサンドボックス外のJavaコードを実行してしまうことに起因するもの。この脆弱性を悪用して、攻撃者はブラウザ経由でJavaアプレットを読み込ませるように特別に細工されたWebサイトにユーザを誘導することや、細工されたJavaアプリケーションを添付したメールを送信し、攻撃対象ユーザにファイルを開かせることでログオンしているユーザと同じ権限を奪取することが可能になる。同社では、本脆弱性の再現性について検証を行った。