独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月15日、LSIロジック株式会社が提供するRAIDコントローラの管理ツール「3DM」にディレクトリトラバーサルの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。開発者によると、3DM は開発を終了し、修正の予定はない。「3DM」には、ディレクトリトラバーサルの脆弱性(CVE-2013-0705)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者に任意のファイルを取得される可能性がある。開発者によると、3DMの後継製品である「3DM2(3ware Disk Manager 2)」を使用している場合は、本脆弱性の影響を受けないため、「3DN2」への移行を呼びかけている。