CA Technologiesは2月4日、エージェントレス型で特権・共有IDの運用・制御・ログ管理を実現する「CA ControlMinder Shared Account Management」の提供を開始すると発表した。また同時に、本ソリューションと操作画面録画機能を提供する「CA Session Recording」をパッケージした「特権ID管理自動化パック」を3月31日まで300ライセンスから提供、企業が小規模から監査対応のための特権ユーザ管理を始められるよう支援する。「CA ControlMinder Shared Account Management」は、「CA ControlMinder」が提供する特権・共有ユーザIDの運用を管理するための「特権・共有ID管理」機能を単体で提供するソリューション。一時的なパスワードの発行により、特権・共有IDへのアクセス権限を提供する。エージェントなどの導入が不要で、ゲートウェイ型で容易に各OS・DBなどのターゲットシステムの特権/共有IDを管理できることが特徴。参考価格は1,000ライセンスの場合で1,000万円。また「特権ID管理自動化パック」は、企業の監査効率化の支援を目的に「CA ControlMinder Shared Account Management」と操作画面の録画を行う「CA Session Recording」をパッケージしたもの。ユーザのID貸出申請を自動化することで作業を効率化できるほか、貸し出されたユーザIDによる作業履歴を自動的に録画することにより「誰が何をしていたか」を容易に把握できる。価格は300ライセンスで800万円だが、キャンペーンが終了する4月1日以降は1,000ライセンスからの提供となる。