NTTデータ先端技術は、Ruby on Railsに発見されたリモートから任意のコードを実行される脆弱性に関する検証レポートを公開した。
脆弱性と脅威
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NTTデータ先端技術株式会社は2月1日、Ruby on Railsに発見されたリモートから任意のコードを実行される脆弱性に関する検証レポートを公開した。本脆弱性(CVE-2013-0333)は、JavaScript Object Notation(JSON)パラメータ解析におけるJSONからYAMLへの変換不備に起因する。この脆弱性を悪用して、攻撃者はターゲットホスト上にて、Webサーバの動作権限で任意のコードの実行が可能になる。同社では、本脆弱性の再現性について検証を行った。
検証は、Debian 6.0.6上のRuby on Rails 3.0.19(Webサーバ・Ruby on Railsアプリケーションを含む)をターゲットシステムとして実施した。ターゲットシステムに細工したHTTPリクエストを送信し、Ruby on Railsを利用したアプリケーションを介してWebサーバの動作権限で任意のコードを実行させる。今回の検証に用いたコードは、ターゲットシステム上から特定のサーバ、ポートへコネクションを確立させるよう誘導し、システムの制御を奪取するもの。これにより、リモートからターゲットシステムを操作可能となる。検証の結果、誘導先のコンピュータ(Ubuntu 10)のターミナル上にターゲットシステム(Debian)のプロンプトが表示され、コマンドを実行した結果が表示されたことから、ターゲットシステムの制御の奪取に成功した。 《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》