独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月15日、TP-LINK Technologies社が提供する無線LANルータ「TL-WR841N」に情報漏えいの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「TL-WR841N」のWebインタフェースには、パラメータ解析処理が原因で情報漏えいの脆弱性(CVE-2012-6276)が存在する。この脆弱性が悪用されると、当該製品のWebインタフェースにアクセス可能な第三者によって、当該製品の設定ファイルが取得されるる可能性がある。現時点で対策方法は公開されておらず、JVNではアクセスを制限することで本脆弱性の影響を軽減することが可能としている。