「遠隔操作ウイルス」真犯人の情報を呼びかけ、懸賞金300万円(警視庁) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.12.15(金)

「遠隔操作ウイルス」真犯人の情報を呼びかけ、懸賞金300万円(警視庁)

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい

警視庁は12月12日、いわゆる「遠隔操作ウイルス」真犯人に関する情報提供について発表した。これは2012年6月29日から9月10日にかけて、インターネット掲示板「2ちゃんねる」を利用して、第三者のPCを遠隔操作ウイルス「iesys.exe」に感染させるなどし、感染したPCから無差別殺人や航空機爆破等の犯罪予告を内容とする脅迫文を市役所などのWebサイトに投稿し、またメールで送信することにより、市役所や会社の業務が妨害されるなどの事件が連続して発生したもの。警視庁によると、犯人はウイルスを自分で作成するなど一定のプログラミング知識を有していると考えられ、また「2ちゃんねる」を常時利用していたと思われるほか、遠隔操作命令の送信には「livedoorしたらば掲示板」を使用していた。

ウイルスの特徴では、タイマー機能など他の機能を持つソフトウェアを偽装しており、その中にウイルスが仕込まれていた。さらに、遠隔操作したPC内から遠隔操作の痕跡を消去するとともに、実際の犯行で用いられた脅迫文のデータを残しておくなどして、PCの使用者がさも犯人であるかのように偽装する仕組みになっていた。警視庁では犯人に関する情報(犯人を知っている、事件について噂話を聞いた)、「2ちゃんねる」に置かれたCSRFのリンクをクリックした、あるいは画面を保存した、「livedoorしたらば掲示板」の遠隔操作命令について掲示板を保存したなどの情報提供を呼びかけている。犯人に結びつく最も有力な情報を情報受付部署に提供した人には、上限額300万円の範囲内で捜査特別報奨金を支払うという。
《吉澤 亨史》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

インシデント・事故 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. 「ネタバレ」サイトの運営者を逮捕、アフィリエイトで3年間で3億円の収入(ACCS)

    「ネタバレ」サイトの運営者を逮捕、アフィリエイトで3年間で3億円の収入(ACCS)

  2. ショッピングサイトへの不正アクセスで最大635件のカード情報が流出の可能性(フローラ)

    ショッピングサイトへの不正アクセスで最大635件のカード情報が流出の可能性(フローラ)

  3. 「フジテレビダイレクト」がリスト型攻撃による不正ログイン被害(フジテレビ)

    「フジテレビダイレクト」がリスト型攻撃による不正ログイン被害(フジテレビ)

  4. Webショップに不正アクセスでカード情報流出の可能性(城山観光)

  5. 「MAME」と「大魔界村」などのアーケードゲームを無断複製したPCを販売(ACCS)

  6. 「スピードラーニング」を複製、販売していた男性を送致(ACCS)

  7. 電子書籍アプリ「BOOK☆WALKER for Windows/Mac」に複数の脆弱性(JVN)

  8. 教員のログイン情報でシステムなどに不正アクセス、8万件以上の個人情報が漏えい(大阪大学)

  9. 不正アクセスによりセキュリティコードを含むカード情報が流出(高商事)

  10. カード情報を含む約3,300名分の個人情報を紛失(NHK)

全カテゴリランキング

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×