マクニカネットワークス株式会社は12月6日、アプリケーション保護におけるグローバルカンパニーである米Arxan Technologies社と国内販売代理店契約を締結したと発表した。米Arxan Technologies社は、米国国防総省の防衛技術をクラッキングから守ることを目的に設立された会社。同社のソリューションは、ソフトウェアのコードを堅牢化させ、または暗号鍵を秘匿化させるセキュリティ機能を組み込み、ソフトウェアを保護する。同社の「GuardIT・EnsureIT」は、堅牢化技術によりソフトウェアをプロテクトするセキュリティ製品。クラッカーからの攻撃を防ぐだけではなく、攻撃を検知し、攻撃者に警告を与えたり、攻撃に対処することが可能になる。また、バイナリレベルでセキュリティ機能を組み込むことができることも大きな特長で、ソフトウェアの開発工程に対する影響は極めて小さくできる。さらに、チェックサム、暗号化、難読化などのセキュリティ機能を何重にも施す多層保護により、国家レベルのクラッカーチームの攻撃にも耐えうるセキュリティレベルを実現することが可能だ。マクニカネットワークスでは、初年度15社の採用を見込んでいる。