独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月19日、Novell, Inc.が提供する「Novell File Reporter」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。現時点で対策方法は公開されていない。「Novell File Reporter」には、任意のコード実行、任意のファイル取得、任意のファイルアップロードが可能な脆弱性(CVE-2012-4956、CVE-2012-4957、CVE-2012-4958、CVE-2012-4959)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者にサーバ上で任意のコードを実行されたり、サーバ上の任意のファイルを取得されたり、サーバ上に任意のファイルがアップロードされるといった影響を受ける可能性がある。JVNでは、アクセスを制限することで本脆弱性の影響を軽減できるとしている。