独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月16日、アシアル株式会社が提供する「Android 版 Monacaデバッガー」に情報管理不備の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「Android 版 Monacaデバッガー ver1.4.1 およびそれ以前」には、当該製品を利用するためのアカウント情報やセッションIDなどの情報をAndroid端末のログに保存する問題(CVE-2012-5172)が存在する。この脆弱性が悪用されると、Android端末のログ情報を閲覧する権限のあるアプリケーションによって、当該製品を利用するためのアカウント情報やセッションIDなどの情報を取得される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。