独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月8日、Agile Access Controlの提供する車両管理システムである「FleetCommander」および「FleetCommander Kiosk」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「FleetCommander version 4.08 より前のバージョン」には、SQL インジェクション、クロスサイトスクリプティング、クロスサイトリクエストフォージェリ、権限昇格、コマンドインジェクション、情報漏えいの脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者にDoS攻撃を受けたり、アプリケーションの権限で任意のコードが実行されるなどの影響を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。