独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月6日、Symantec製の複数のアンチウィルス製品にCABファイルの処理が原因で脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「Symantec Endpoint Protection 11」および「Symantec Scan Engine 5.2」には、CABファイルの展開時に使用されるコンポーネントに脆弱性(CVE-2012-4953)が存在する(その他のSymantec製品も本脆弱性の影響を受ける可能性がある)。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者にSYSTEM権限で任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに製品をアップデートするよう呼びかけている。