独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月6日、Sophosの提供するウイルス対策ソフトである「Sophos Antivirus」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「Sophos Antivirus」には、整数オーバーフロー、ASLR の回避、Internet Explorer 保護モードの無効化、クロスサイトスクリプティング、メモリ破壊、権限昇格、バッファオーバーフローの脆弱性が存在する(Sophos Antivirus 9.5 for Windowsで本脆弱性が報告されている)。これらの脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者に権限昇格が行われたり、DoS)攻撃を受けたり、任意のコードが実行されるなどの影響を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとにパッチを適用するよう呼びかけている。