攻撃者が活用するツール、不正Androidアプリに注目--9月度レポート(シマンテック) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.11.24(金)

攻撃者が活用するツール、不正Androidアプリに注目--9月度レポート(シマンテック)

調査・レポート・白書 調査・ホワイトペーパー

株式会社シマンテックは10月18日、「シマンテック インテリジェンス レポート 2012年9月度(日本語版)」を発表した。今月の分析では、悪質なコードで見過ごされがちな側面である、スパムや悪質なコードをまき散らすために使用されるWebサーバを攻撃者がどのように管理しているかに注目している。これらのWebサーバの構成を制御および操作するために、攻撃者はPHPベースのツールをよく使用している。このツールは任意のPHPコードを実行し、ファイル転送およびデータベースのアカウントを総当たり攻撃により見つけることができる。そしてWebサーバ構成ファイルへのすばやいアクセスを可能にし、攻撃者がその悪質な目的に適合するように構成ファイルを編集可能にする。

攻撃者はその結果、自身のコードを容易に不明瞭化して、正規のサーバ管理者が見てもすぐにはその機能に気付かないようにすることができる。このツールがスパム関連のWebサイトを作成するために使用され、さらにその先にあるコンピュータを危殆化するための悪用ページをホストしていることが確認されている。また、太陽光線だけでデバイスを充電することができるとユーザに信じ込ませようとするAndroidアプリも取り上げている。9月、世界全体のメールトラフィックに占めるスパムの割合は75.0%で、前月比で2.7%増加した。全体的なフィッシングレートは前月から0.088%増加し、全体的な平均でメールの245.4通に1通(0.41%)にフィッシング攻撃が含まれていた。メール感染型ウイルスがメールトラフィック全体に占める割合は、211.0通に1通(0.47%)で、前月比で0.04%増加した。また、悪質なWebサイトへのリンクが張られたメール感染型マルウェアが全体の22.2%を占めており、前月より2.6%増加した。
《吉澤 亨史》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

調査・レポート・白書 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. 最多脆弱性ブラウザはChrome、最もパッチが適用されていないブラウザは(フレクセラ)

    最多脆弱性ブラウザはChrome、最もパッチが適用されていないブラウザは(フレクセラ)

  2. 2016年の個人情報漏えい調査、件数の減少は小規模漏えいの非公表化か(JNSA)

    2016年の個人情報漏えい調査、件数の減少は小規模漏えいの非公表化か(JNSA)

  3. 狙われるATM、ネットワーク感染やATMマルウェアの地下市場での販売を確認(トレンドマイクロ)

    狙われるATM、ネットワーク感染やATMマルウェアの地下市場での販売を確認(トレンドマイクロ)

  4. ネットワークセキュリティ市場は堅調に拡大、不正アクセス監視やSSOに注目(富士キメラ総研)

  5. 産業用制御システムでもランサムウェアを検知--上半期レポート(カスペルスキー)

  6. セキュリティ関連機器・システム/サービス市場、需要のピークは2019年か(富士経済)

  7. 2016年の個人情報漏えい、「紛失・置き忘れ」原因が大きく後退(JNSA)

  8. IT予算に占める情報セキュリティ予算、割合は増加するも金額は減少(カスペルスキー)

  9. ランサムウェアの被害件数は前年から約3.5倍、検出台数は約9.8倍に(トレンドマイクロ)

  10. PCのWebカメラで覗き見される脅威は知りつつも、物理的対策は4割に満たず(Avast)

全カテゴリランキング

特集

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×