国立大学法人愛知教育大学は9月25日、同大学の教員が管理するWebサーバの設定ミスによって学生のレポートがWeb上に公開されていたことが判明したと発表した。これは9月21日、学生から「Googleで自分の名前を検索すると昨年受講した授業の自分のレポートが表示された。Web上で公開されているので削除して欲しい」との連絡によって発覚したもの。レポートには、学生の所属選修、専攻名、学籍番号、学生氏名といった個人情報が記載されていた。また、誤って公開されていたレポートは昨年度に当該教員が担当した授業の受講生238名分で、2012年4月14日から9月21日まで公開されていた。同大学によると、現在のところ情報漏えいによる不正使用などの被害は確認されていないとしている。