株式会社Doctor Web Pacific(Dr.WEB)は10月10日、「2012年9月のウイルス脅威」をまとめ発表した。9月は、危険な悪意のあるプログラム「Trojan.Mayachok.1」による感染数に著しい減少が見られた一方で、従来のものとは大きく異なる新たな亜種がいくつか出現した。このトロイの木馬ファミリーは、Trojan.Mayachok.1から新しい世代へと代替わりしつつある。ファイルインフェクタ「Win32.Rmnet.12」に感染したコンピュータで構成されるボットネットは、あらゆる記録を塗り替え続けている。9月には500,000台の新たに感染したホストが加わっており、その合計は近いうちに500万台を超えるとしている。