フォーティネットジャパン株式会社は9月19日、米Fortinet社がiOSおよびAndroidに対応した新バージョンの「FortiClientアプリケーション」をリリースしたと発表した。Android版FortiClientは、FortiGateアプライアンスにSSL VPNトンネルモードおよびIPSec VPNでの接続が可能になる。エンドユーザの接続は完全に暗号化され、すべてのトラフィックはセキュアなトンネルを介して送信される。またiOS版FortiClientは、WebモードのSSL VPN機能が追加された。また共通する特徴として、SSL VPN、IPSec VPNなどの仮想プライベートネットワーク機能への対応、ワンタイムパスワード、クライアント証明書認証への対応、無線LANアクセスポイントからのネットワークトラフィックのスキャン、単一の管理コンソールからの一元的な管理、ユーザ数無制限ライセンスなどがある。「FortiGate」および「FortiWiFi」は、「FortiAP無線LANアクセスポイント」および「FortiClient」と連携し、スマートデバイス/BYODの企業導入を支援する包括的なセキュリティ基盤を提供するとしている。