2012年7月の詐欺被害はほぼ横ばい、被害総額は前月に続き高水準(警察庁) | ScanNetSecurity
2024.04.20(土)

2012年7月の詐欺被害はほぼ横ばい、被害総額は前月に続き高水準(警察庁)

警察庁は、2012年7月の「特殊詐欺の認知・検挙状況等について」を発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
警察庁は8月23日、2012年7月の「特殊詐欺の認知・検挙状況等について」を発表した。これによると、7月の振り込め詐欺の認知件数は535件で、このうち498件が既遂、被害総額(既遂のみ)は13億9,078万円、検挙件数は127件、検挙人員は66名と、前月とほぼ同水準となった。オレオレ詐欺では、認知件数が321件、このうち292件が既遂、被害総額は9億8,433万円、検挙件数は87件、検挙人員は55名と、こちらもほぼ同水準となっている。

架空請求詐欺の認知件数は74件で、このうち67件が既遂、被害総額は2億2,187万円、検挙件数は11件、検挙人員は10名と、被害総額が増加した。形態別で見ると、「有料サイト利用料金等名目」が27件で最も多かった。このほか融資保証金詐欺が46件で被害総額1億236万円、還付金等詐欺が94件で被害総額8,223万円などとなっている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×