独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月6日、コンテンツ管理システム(CMS)である「Movable Type」用のプラグイン「MT4i」に複数のクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「MT4i 3.1 β4 およびそれ以前」には、複数のXSSの脆弱性(CVE-2012-2644、CVE-2012-2642)が存在する。この脆弱性が悪用されると、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。