株式会社Kaspersky Labs Japan(カスペルスキー)は7月3日、ロシアKasperskyが6月18日に公開したリリースの抄訳として、2月から3月にかけてHarris Interactive社のアナリストがアメリカ、ロシア、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペインの9,000人のユーザを対象に行った調査の結果を発表した。調査結果から、「スパム、フィッシングメール、偽アンチウイルスは、インターネットユーザが最も頻繁に遭遇する三大脅威である」と結論づけている。調査結果によると、調査対象者の24%がコンピュータの「安全な状態に保つために」偽のアンチウイルス製品をインストールするように勧められた経験があると回答している。また、約3人に1人のユーザ(31%)が大量のスパムメールに悩まされており、メールはもうひとつの一般的な脅威であるとしている。さらに、銀行やサイト管理者と称してログインIDやパスワード、その他の個人情報を要求するメールは23%にも達し、ユーザの27%が疑わしい添付ファイルやリンク(あるいはSNS内の同様のメッセージ)を受け取っていた。