日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は6月22日、日本マイクロソフト株式会社が6月13日に公開したセキュリティ アドバイザリ「XMLコアサービスの脆弱性により、リモートでコードが実行される(2719615)」を悪用する攻撃を東京SOCにおいて確認したとして、注意喚起を発表した。攻撃は、不正なWebサイトを閲覧させてマルウェアを感染させようとするドライブバイダウンロード攻撃として行われている。この脆弱性を修正するパッチは公開されていないが、マイクロソフトから本脆弱性への回避策として「Fix it」が公開されているので、適用の検討を呼びかけている。また、Internet Explorerの脆弱性(CVE-2012-1875)を悪用する攻撃も増加しており、パッチを未適用の場合は早急に適用することを勧めている。