株式会社Doctor Web Pacific(Dr.WEB)は6月13日、「2012年5月のウイルス脅威」をまとめ発表した。5月は目立った脅威の拡散も見られず、情報セキュリティの面では比較的穏やかな月となった。「Dr.Web CureIt!」によって収集された統計によると、ポピュラーなサイトを模倣する「Trojan.Mayachok.1」が、検出トップとなった。このプログラムはドライバやアプリケーションを装って偽のファイル共有サービス経由で、またはスパムメール内に潜んで拡散し、特定のサイトにアクセスするために金銭を支払うようユーザに要求する。