東京商工リサーチは8日、5月の東日本大震災関連倒産の調査結果を発表した。東日本大震災関連倒産は46件で、2か月連続で50件を下回った。負債総額は198億0100万円。被害型では、集計以来初めて「直接型」被害が0件となった。地区別では、関東31件、九州4件、中部3件、北海道・東北・北陸・近畿が各2件。このうち東北は、宮城1件、山形1件だった。産業別では、卸売業が15件、製造業が10件、宿泊業・飲食店などを含むサービス業他が9件、建設業が4件、小売業が5件だった。発生からの累計件数は784件、負債総額は1兆1333億0600万円となった。