Mozilla Japanは5日、WebブラウザFirefoxの最新版「Firefox 13」を公開した。Windows、Mac、Linux版が更新された。 「Firefox 13」では、スタートページのデザインが一新され、ページ下部にダウンロード、ブックマーク、履歴、アドオン、Sync設定、オプションなど、ユーザーがよく利用するウィンドウや設定画面へのショートカットメニューが配置可能となった。 またこれまで新しいタブを開いた場合には空白ページ(about:blank)が表示されていたが、最近開いたページや良く表示するページのサムネイル画像が一覧で表示される「新しいタブ」ページが導入された。サムネイルは、ドラッグ&ドロップで並べ替えることが可能。 Web開発者向けには、Googleが提唱している、HTTPの後継プロトコル「SPDYプロトコル」が標準でサポートされるようになった。これにより、「Google」や「Twitter」などのSPDY対応サイトであれば、読み込みがこれまでより高速化される。そのほか、前バージョンで見つかったセキュリティ問題の修正、クメール語への対応なども含まれる。