【地震】福島第一原子力発電所の状況(5月27日午後3時現在) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

【地震】福島第一原子力発電所の状況(5月27日午後3時現在)

 東京電力が5月27日午後3時現在として発表した福島第一原子力発電所の状況は以下の通り。

製品・サービス・業界動向 ダイジェストニュース
※5月27日午後2時34分、2号機タービン建屋地下から集中廃棄物処理施設(雑固体廃棄物減容処理建屋[高温焼却炉建屋])へ溜まり水の移送を開始。

※5月27日午前4時1分、3号機使用済燃料プールの塩分除去装置にて警報が発生し、塩分除去装置が自動停止。現場を確認したところ、停止による水の漏えい等は発生しておらず、使用済燃料プール冷却系は停止していない。停止した原因については現在調査中。

※5月27日午前10時15分、1号機原子炉への注水量の低下が確認されたため、炉心スプレイ系からの注水量を約1.9立方メートル/hから約2.0立方メートル/hに調整(給水系からの注水量は約4.5立方メートル/hで継続)。

※5月27日午前10時8分、3号機原子炉への注水量の低下が確認されたため、給水系からの注水量を約1.8立方メートル/hから約2.0立方メートル/h、炉心スプレイ系からの注水量を約5.1立方メートル/hから約5.0立方メートル/hに調整。

※発電所西門に設置してある可搬型モニタリングポストについて、5月26日午前10時30分頃、データが免震重要棟監視盤にて読み取れない事象が発生していることを確認。なお、午前10時30分以降のデータについては無線式のモニタリングポストシステムにおいて代替監視を継続しているため、データの監視に問題はない。その後、電源ケーブルのコネクタ部の端子で接触不良を確認したため、接続を復旧させたところ、同日午後4時20分、同装置が復旧。午後4時30分より、同装置によるデータ計測を再開。

※発電所西門に設置してある可搬型モニタリングポストについて、5月27日午前11時頃、データが免震重要棟監視盤にて読み取れない事象が発生していることを確認。なお、午前11時以降のデータについては無線式のモニタリングポストシステムにおいて代替監視を継続しているため、データの監視に問題はない。その後、電源ケーブルのコネクタ部の端子で接触不良を確認したため、接続を復旧させたところ、同日午後2時25分、同装置が復旧。午後2時30分より、同装置によるデータ計測を再開。
《編集部@RBB TODAY》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×