一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は5月16日、「ロジテック社製ブロードバンドルータの脆弱性に関する注意喚起」を発表した。これは、ロジテック株式会社による同社製ブロードバンドルータの脆弱性に関する情報が公開されたことを受けたもの。本脆弱性の影響を受ける製品は、「LAN-W300N/R」「LAN-W300N/RS」「LAN-W300N/RU2」で、シリアルナンバー末尾が「B」であり、ファームウェアバージョンが2.17のもの。この脆弱性が悪用されると、攻撃者によって該当製品に設定されているPPPoEアカウントの認証IDや認証パスワードなどのISP接続情報が外部から取得される可能性がある。JPCERT/CCでは、ロジテックから提供されている情報をもとに該当製品のファームウエアを更新するよう呼びかけている。