「Rugged Operating System」に未対応のユーザアカウント問題(JVN) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

「Rugged Operating System」に未対応のユーザアカウント問題(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、RuggedComが提供する「Rugged Operating System」にハードコードされたユーザアカウントに起因する問題が存在するとJVNで発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月25日、RuggedComが提供する「Rugged Operating System(ROS)」にハードコードされたユーザアカウントに起因する問題が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

RuggedCom の提供するRuggedSwitchシリーズに使用されている「Rugged Operating System」には、削除不可能なユーザアカウントが存在する。このアカウントのユーザ名は固定であり、パスワードも推測可能なものが設定されている。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者に管理者としてログインされてしまう可能性がある。現在のところ対策方法は公開されておらず、JVNではアクセスを制限することで本脆弱性の影響を軽減することが可能としている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×