Mozillaは、4月23日をもってFirefox 3.6とThunderbird 3.1のサポートを終了した。Firefox 3.6は2010年1月21日(米国時間)にリリースされ、2年あまりのサポートを終えることになる。 今後数週間以内に重大なセキュリティや安定性の問題が見つからない限り、先週リリースとなった Firefox 3.6.28とThunderbird 3.1.20が最後のバージョンとなる。なお、Firefox 3.6は、PowerPC搭載のMacをサポートする最後のバージョンだった。 Mozillaは3月24日、サポートの終了告知を公式ブログ上で掲載。 それによれば、「これら旧バージョンのリリース以降、Mozilla 製品は劇的な進化を遂げてきました。Firefox は、驚異的な HTML5 機能の実装、Firefox Sync の標準装備、Do Not Track 対応など、Thunderbird は、メールアカウント設定手順の改善、Web 検索機能の追加、ユーザインタフェースの刷新など、例を挙げたらきりがありません。また両製品ともパフォーマンスを大幅に向上させるとともに、更新プロセスの簡素化も進めています」述べ、新バージョンの進化ぶりについてコメント。 まだ Firefox 3.6やThunderbird 3.1を利用しているユーザーには最新版へのアップグレードを強く勧めている。