一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月12日、2012年1月1日から3月31日までの四半期における「インシデント報告対応レポート」および「活動概要」を公開した。インシデント報告対応レポートによると、同四半期にJPCERT/CCが受け付けたインシデント報告件数は2,699件、各報告に含まれるインシデント件数は2,535件、サイト管理者などに対応を依頼した調整件数は754件となり、前四半期より増加した。インシデントの内訳は「スキャン」が1,823件で全体の71.9%を占め、「フィッシングサイト(324件)」「マルウェアサイト(162件)」「Webサイト改ざん(142件)」と続いた。フィッシングサイトの報告件数は324件で、前四半期の314件から3%増加した。また、前年度同期(405件)との比較では20%の減少となっている。活動概要では、「定点観測データから組込み機器のボット感染を発見」「制御システムセキュリティカンファレンス2012を開催」「標的型攻撃に関する情報共有の枠組み構築に向けて」などをトピックに挙げている。