日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は3月19日、東京SOCにおいてマイクロソフト セキュリティ情報「MS12-020:リモートデスクトップの脆弱性により、リモートでコードが実行される(2671387)」に対する攻撃の検知状況について発表した。本脆弱性は3月14日に公開されており、この脆弱性を悪用してリモートデスクトップが有効になっているシステムにてブルースクリーン(BSoD)を引き起こさせる攻撃コードが公開されている。東京SOCでは3月19日12時現在、本脆弱性を悪用した攻撃は海外を含めたすべてのSOCで検知していない。しかし、公開されている攻撃コードを利用すればすぐにでも攻撃は可能であるため、リモートデスクトップを利用している場合は、早急にパッチを適用することを推奨している。また、外部からのリモートデスクトップ接続の必要がない場合は、ネットワーク境界にて外部からのリモートデスクトップ接続の遮断を検討するよう呼びかけている。なお、本脆弱性との関係は不明だが、ポート3398へのポートスキャンが増えており、攻撃準備の可能性があると指摘している。
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