独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月21日、HPの提供するエントリークラス共有ディスクストレージ製品「StorageWorks P2000 G3」に、ディレクトリトラバーサルの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「StorageWorks P2000 G3」のWebサーバには、ディレクトリトラバーサルの脆弱性(CVE-2011-4788)が存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者に当該製品で管理している情報を取得される可能性がある。現時点で対策方法は公開されておらず、JVNではアクセスを制限することで本脆弱性の影響を軽減することが可能としている。