日本マイクロソフト株式会社は2月15日、2012年2月のセキュリティ情報を公開した。公開されたセキュリティ情報は事前通知通り9件。最大深刻度が「緊急」のものは「MS12-008:Windows カーネルモード ドライバーの脆弱性により、リモートでコードが実行される(2660465)」「MS12-010:Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(2647516)」「MS12-013:C ランタイム ライブラリの脆弱性により、リモートでコードが実行される(2654428)」「MS12-016:.NET Framework および Microsoft Silverlight の脆弱性により、リモートでコードが実行される(2651026)」の4件、最大深刻度が「重要」のものは5件となっている。また、マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ「セキュリティで保護されていないライブラリのロードにより、リモートでコードが実行される(2269637)」も更新され、「MS12-012」および「MS12-014」においてMicrosoft Windowsのコンポーネント向けのサポートを提供した。なお、パッチによっては適用時に再起動が必要となる場合があるとしている。