日本マイクロソフト株式会社は2月10日、2012年2月のセキュリティ情報の事前通知を発表した。発表によると、セキュリティ情報の公開は2月15日で、9件のパッチ公開を予定している。内容は、最大深刻度「緊急」のものが4件、「重要」のものが5件となっている。影響を受けるソフトウェアは、「緊急」ではMicrosoft Windows、Internet Explorer、Microsoft .NET Framework、Microsoft Silverlight、「重要」ではMicrosoft WindowsおよびMicrosoft Officeとなっている。脆弱性の影響は、「緊急」すべてと「重要」3件がリモートコード実行、そのほかは特権の昇格となっている。これらの適用時には、再起動が必要となる場合があるとしている。なお、「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」も更新される予定だ。