複数のDNSネームサーバにリソースレコードを保持し続ける問題(JVN) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

複数のDNSネームサーバにリソースレコードを保持し続ける問題(JVN)

IPA/ISECおよびJPCERT/CCは、複数のDNSネームサーバにおけるリソースレコードの取り扱いに関する問題(CVE-2012-1033)が公表されたとJVNで発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月9日、複数のDNSネームサーバにおけるリソースレコードの取り扱いに関する問題(CVE-2012-1033)が公表されたと「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

公表された問題は、一定の条件のもとでDNSキャッシュサーバが保持しているリソースレコードを、上位ドメインの権威サーバが設定した time-to-live(TTL)の値を超えて保持してしまうというもの。この問題によって、上位ドメインの権威サーバで削除されたドメイン情報が、キャッシュサーバ上では有効な情報として使用され続ける可能性がある。現時点では、対策方法は公表されていない。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×