株式会社KPMG FASは2月21日、経営者などの企業のマネージメント層に向けた、リスクマネジメントと危機管理に関するセミナーを開催する。国内外のサイバーセキュリティに詳しい高間剛典氏の標的型攻撃に関する基調講演の他、ベリサインのiDefense研究所の Eli Jellenc 氏が、現在世界的に繰り広げられている国家間のサイバー諜報活動に関する、日本との関わりについて講演を行う。国家や企業の機密や知的財産を標的とするサイバー攻撃事案が昨年から多数表面化したことで、セキュリティ対策は従来の情報セキュリティの文脈だけではカバーしきれなくなりつつあり、フォレンジックや訴訟対応などの法律面、それを支える財務や会計の専門家による支援が必要となりつつある。同セミナーでは、サイバー攻撃がどのような影響を企業に与えうるか、そしてどのようなコントロールが実施可能かを考える。