米シマンテックは27日(現地時間)、公式Androidマーケットにウイルスが仕掛けられているアプリが複数公開されていると発表した。 このウイルスは「Android.Counterclank」と呼ばれるもので、活動内容としては、インストールされた機器のMACアドレスや端末識別情報を盗み、攻撃者のWebサイトに送信する。利用者に気付かれないように活動するボットと呼ばれるタイプのウイルスだ。 このウイルスが仕掛けられていることが確認されたアプリはCounter Elite Forceなど13本にのぼる。ほとんどがゲームアプリで、提供者は「iApps7 Inc」、「Ogre Games」、「redmicapps」の3社。大半のアプリはすでに削除されたが、今も数本が公開されたままとなっている。シマンテックでは100万~500万人のユーザーがインストールしたと推定している。