一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)は1月25日、ファイル共有ソフトを使用してインターネット上に音楽ファイルを無断で公開していた2つの事件について、著作権法違反(公衆送信権侵害)の疑いで三重県松阪警察署と青森県八戸警察署に告訴状を提出したと発表した。三重県松阪警察署の事件は、三重県松阪市在住の男性(30歳)が「Share」を使用してJASRACの管理楽曲である音楽ファイルを無断でインターネット上に公開し、著作権(公衆送信権)を侵害したもの。また、青森県八戸警察署の事件は、東京都杉並区在住の男性(25歳)が同様に「LimeWire」によりJASRACの管理楽曲の著作権(公衆送信権)を侵害したもの。JASRACでは、今後もファイル共有ソフトを用いた著作権侵害行為の防止に向けた対策を継続するとしている。