日本ビジネスシステムズ株式会社は11月14日、11月5日に公表した同社システムへの不正アクセスについて、続報を発表した。
同社では10月29日に、サイバー攻撃の恐れがある不審な通信ログを検知したため、初動調査を実施したところ不正アクセスが判明し、外部専門家の協力のもと原因や影響範囲の調査を進めていた。
11月14日現在、外部専門家との共同調査ではクリティカルな事象の報告はないが、同社管理サーバー及び従業者に貸与しているパソコンに対し、特定のアカウントから不正アクセス・アクセスの試みがあったことを確認している。
同社によると、顧客情報の漏えいについては確認されていないが、一部同社従業者の情報が第三者から閲覧された可能性があり、調査を継続している。
同社では11月末に、外部専門家から最終報告を受ける予定。
同社では引き続き、原因や影響範囲の調査を進めるとともに、対象機器の保護と復旧を継続するとのこと。




