株式会社日立製作所ソフトウェア事業部は1月20日、同社のセキュリティ情報サイト「HIRT」において「HS12-002:COBOL2002におけるセキュリティ問題」を公開した。COBOL2002は、COBOL第4次国際規格に対応したCOBOL開発環境。COBOL2002がインストールされている環境に脆弱性が確認され、これにより意図しないリモートのコードを実行する可能性がある。対象となる製品は、「COBOL2002 Net Developer」「COBOL2002 Net Server Suite」「COBOL2002 Net Client Suite」で、すべてWindows版。同社では対策版を公開し、適用するよう呼びかけている。