McAfee LabsのブログでDavid Marcusが「Is This SCADA Hacking Friday?(今日はSCADAハッキングの金曜日?)」との記事を書いている。
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●ロシアから米SCADAシステムを攻撃 11月18日、McAfee LabsのブログでDavid Marcusが「Is This SCADA Hacking Friday?(今日はSCADAハッキングの金曜日?)」との記事を書いている。米国のブラックフライデーを1週間後に控えて、SCADAハッキングが複数発生したことを重大視したと思われる内容。17日付けのCNET、Elinor Millsによるイリノイ州での事件と、18日付けの英国「thing」のGareth Halfacreeによる米国テキサス州サウスヒューストンでの重要インフラを管理するSCADAへの攻撃を受けてのものだ。
まず、イリノイ州での事件についてだが、Applied Control Solutionsのマネージング・パートナーであるJoe Weissがブログで、「先週、公共水道局のSCADAのハッキングが明らかにされた」と書いている。Applied Control Solutionsは約35年にわたり産業制御システムでリーダーシップを取っている企業だ。Weissによると、
事件については、ITセキュリティの専門家、Brian Krebsもブログに書いている。Weissが州組織のひとつとしているのは、Illinois Statewide Terrorism & Intelligence Center(STIC)で、「Public Water District Cyber Intrusion」というタイトルのレポートを発表している。その10日付レポートの一部をWeissが入手して、事件について明らかにしたようだ。Krebsは、対象となったのがCurran-Gardner Public Water Districtで、11月8日に職員がSCADAシステムの問題に気付いたと述べている。外部からハッキングされていたというものだ。
●子どもでもSCADA侵入は可能? 次にHalfacreeによる記事だが、このBoogaardのコメントを読んだ、ハッカー“Pr0f”が、行ったものだ。Pr0fは発言について、DHSが国家のインフラの状態を重要視していないとして、「This is stupid(ばからしい)」とPastebinで書いている。Pastebinはテキスト共有サービスで、ハッカーが愛用している。