日本マイクロソフト株式会社は11月9日、2011年11月のセキュリティ情報を公開した。公開されたセキュリティ情報は事前通知通り4件。このうち最大深刻度「緊急」のものは「MS11-083:TCP/IP の脆弱性により、リモートでコードが実行される(2588516)」のみ。「重要」のものは「MS11-085:Windows メールおよび Windows ミーティング スペースの脆弱性により、リモートでコードが実行される(2620704)」および「MS11-086:Active Directory の脆弱性により、特権が昇格される(2630837)」の2件。「警告」は「MS11-084:Windows カーネルモード ドライバーの脆弱性により、サービス拒否が起こる(2617657)」の1件となる。なお、Duquマルウェア関連の問題には、今回は対応していない。また、すべてのパッチが適用時に再起動が必要、あるいは再起動が必要となる場合があるとしている。