独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月28日、FFFTPプロジェクトが提供するFTPクライアントソフト「FFFTP」に実行ファイル読み込みに関する脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「FFFTP Version 1.98a およびそれ以前」には、特定の操作を実行する場合、実行ファイルを読み込む際のファイル検索パスに問題があり、意図しない実行ファイルを読み込んでしまう脆弱性(CVE-2011-3991)が存在する。この脆弱性が悪用されると、プログラムを実行している権限で、任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。(吉澤亨史)http://jvn.jp/jp/JVN62336482/