10月25日、衆議院の公務用PCやサーバがサイバー攻撃を受けたと複数のメディアが発表している。サイバー攻撃は7月以降に発生しており、これによってPCがウイルスに感染、議員など同院のネットワークを利用しているユーザのIDとパスワードが流出した可能性があるとしている。報道によると、7月に議員のひとりが受信したメールの添付ファイルにトロイの木馬が潜んでおり、このトロイの木馬が引き金となってネットワーク内に感染を広げた可能性が高い。感染したPCは、中国国内にあるサーバに強制接続されていたという。衆院事務局では報道に対し「情報流出などの具体的被害の確実な情報は把握していない」とコメントした。(吉澤亨史)http://www.shugiin.go.jp/