独Avira社は9月22日、同社が実施したオンラインショッピングに関するアンケートの調査結果を発表した。この調査は2011年7月、AviraのWebサイトを訪問者に対して質問したもので、回答数は2,945件。調査結果によると、70%の消費者がインターネットを利用する上でオンラインショッピングを利用しないか、安全性に不安を抱いていることが判明した。否定的な回答では、「オンラインショッピングはしますが、いつも個人情報が流出しないか心配(28.62%)」「AmazonやiTunesなど、よく知られているオンラインショップやブランドのみを信頼(22.51%)」「セキュリティ上の懸念があるため、オンラインショッピングはしない(18.85%)」となった。一方、オンラインショッピングに肯定的な回答は、「支払い方法やカード情報等の安全が確保されていれば、問題ないと考えている(15.65%)」「安心してオンラインで買い物をしています。オンラインショッピングの不正行為は頻繁に起こらないと思う(14.36%)」などとなっている。Aviraではオンラインショッピング利用時の注意点として、支払い先のオンラインストアの接続が安全かどうか常に確認すること、オンラインストアの評判を調べる、前払いを必要としない決済方法を選ぶ、決済した金額と請求金額に違いがないか確認することを挙げている。(吉澤亨史)http://www.avira.com/ja/press-details/nid/528/news/consumers-concerns-online-shopping-safety