独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は5月26日、NLnet Labsが提供する「Unbound DNS リゾルバ」にDoSの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「Unbound 1.4.9 およびそれ以前のバージョン」には、細工されたDNSクエリを受信した際に空のUDPパケットで応答することに起因する、DoSの脆弱性(CVE-2011-1922)が存在する。この問題が悪用されると、リモートの攻撃者にDoS攻撃を受ける可能性がある。JVNでは対策方法として、開発者が提供する情報をもとにアップデートを適用するよう呼びかけている。(吉澤亨史)http://jvn.jp/cert/JVNVU531342/