マイクロソフト株式会社は2月4日、2011年2月度のセキュリティ情報の事前通知を発表した。発表によると、セキュリティ情報の公開は2月9日で、12件のパッチ公開を予定している。内容は、最大深刻度「緊急」のもの3件と「重要」のもの9件。「緊急」のものはすべてMicrosoft Windowsが影響を受けるもので、リモートからコードを実行される脆弱性となっている。「重要」のものは、Microsoft Windowsが影響を受けるもの8件、Microsoft Officeが影響を受けるもの1件となっており、脆弱性はリモートコード実行、DoS攻撃、情報漏えい、特権の昇格などとなっている。なお、今回の更新では適用時に再起動が必要なものも含まれている。また「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」も更新される予定だ。(吉澤亨史)http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/MS11-feb.mspx