脆弱性を狙うウイルスが多発、日本語スパムの悪質化も--9月レポート(G Data) | ScanNetSecurity
2024.04.27(土)

脆弱性を狙うウイルスが多発、日本語スパムの悪質化も--9月レポート(G Data)

G Data Software株式会社は10月15日、同社内ウイルスラボにおけるデータ解析の結果、2010年9月に同社製品によって検出されたウイルス(マルウェア)の傾向として、脆弱性を狙うウイルスが多発していることが判明したと発表した。9月に多発したウイルス上位10では、1位が

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G Data Software株式会社は10月15日、同社内ウイルスラボにおけるデータ解析の結果、2010年9月に同社製品によって検出されたウイルス(マルウェア)の傾向として、脆弱性を狙うウイルスが多発していることが判明したと発表した。9月に多発したウイルス上位10では、1位がPDFの脆弱性を狙ったもの、4、5、9位がJavaScriptの脆弱性を狙ったものであった。特に、JavaScriptの脆弱性を狙って攻撃を行うトロイの木馬型ダウンローダーは、引き続き亜種が数多く作られている。

2位には、Windowsのオートラン機能を悪用するUSBメモリ感染型のウイルスが上昇した。3位と8位には、それぞれ音声ファイルを装ったもの、QuickTime動画を装ったものがランクインした。10位の「Sality」は、ポリモルフィック(多形可変型)のマルウェアで、コードをたえず変えるため発見や駆除が困難なもの。なお、ウイルス以外では、日本語によるスパムメールの悪質化が進んでおり、本文を見ざるをえないような件名を持つものが増加している。

http://gdata.co.jp/press/archives/2010/10/pdfjavascript.htm
《ScanNetSecurity》

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